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【工事種別】現場調査チェックシート|寸法・写真の抜け漏れ防止と無料PDF

公開 2026-09-12|更新 2026-09-12

現場を出てから「窓の高さがない」「配管の位置が分からない」と気づくと、見積が止まります。現調チェックシートは、確認項目を増やすだけでなく、確認できなかった項目と、次に誰が確認するかまで残すために使います。

内装・キッチン・浴室の工事前調査で使える項目をまとめました。現調担当者が記録し、見積担当者や施工担当者がそのまま読み取れる形を目指します。

印刷して持ち出せる、現調チェックシートPDF

A4・4ページ。共通確認、内装、キッチン、浴室を分け、寸法・写真番号・未確認事項の記入欄を設けています。必要な工種のページだけ印刷でき、社内での複製やラミネートにも使えます。

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登録不要の配布資料です。設備の施工可否や工事仕様は、採用品番の施工説明書と有資格者・施工担当者の確認で確定してください。

すべての工事で確認すること

調査対象は交換する設備や張り替える壁だけではありません。TOTOの現地調査の案内でも、要望の聞き取り、寸法・写真、搬入経路や駐車場、給排水位置などが挙げられています。以下は、その考え方をもとに実務の引き継ぎ用に整理したチェック項目です。出典:TOTO リフォームQ&A「リフォームプランについて」

工種にかかわらず最初に確認する項目
分類記録すること見積への影響
案件・要望案件ID、部屋名、調査日、担当、交換範囲、残すもの、希望時期別案件との混同、施工範囲の食い違いを防ぐ
現場条件空室/居住中、家具移動、作業時間、鍵、電気・水道の利用条件養生・移動・時間制限に応じた手間を判断
搬入・搬出車両位置、階段、廊下、扉、エレベーターの寸法と利用条件搬入できる製品や人数、運搬費を判断
建物側の確認図面の有無、管理者の窓口、工事申請・共用部養生等の条件着工までの段取りと費用を整理
未確認見えない箇所、確認できない理由、次の確認者・期限確定見積と暫定項目を区別

寸法はmmに統一すると転記時に読み違えにくくなります。手書きで「240」とだけ書かず、「H=2,400mm」のように対象と単位を残してください。

内装:壁・床・天井と開口を別々に拾う

「壁一式」と書く代わりに、施工する面を図に塗ると、アクセントクロスだけを張り替える案件でも範囲が伝わります。面積の出し方はクロス・床材の計算早見表で確認できます。

キッチン:本体寸法と接続条件をセットで記録する

キッチンの現調で残す情報
項目確認・記録写真の例
本体・空間間口、奥行、高さ、天井高、壁からの位置、扉を開ける空間正面全体、左右の納まり、寸法の読み取り
給排水目視可能な給水・給湯・排水の位置、床/壁出し、点検口シンク下全体と配管の寄り
熱源・電源ガス/IH、既存機器の品番、表示、電源位置。適合は担当業者が確認銘板、コンセント位置、周辺
換気レンジフード品番、取付位置、見える範囲のダクト経路・接続フード全体、上部・接続部
復旧キッチンパネル、タイル、床、壁、収納の残す範囲本体との取り合い、傷みのある部分

「既存と同サイズだから付く」とは限りません。引き出しと配管の干渉、レンジフードの接続、吊戸棚の下地などは製品によって条件が変わります。品番と採寸位置の分かる写真を施工担当者へ渡し、未確認箇所を確定扱いにしないことが大切です。

浴室:見えている内寸と設置に必要な寸法を混同しない

浴室の仕上がり内寸だけでは、交換するユニットバスの設置可否は確定できません。既存方式、周囲のスペース、天井・床下、搬入条件なども確認します。TOTOは戸建リモデル向けの現場調査マニュアルも公開しています。製品別の必要寸法はメーカー資料で照合してください。参考:TOTO 戸建リモデル現場調査マニュアル

隠れている配管や下地は、推測で「問題なし」にしません。通常の現調で確認できない部分は、追加調査や解体後確認の条件として残します。点検のための危険な立入りや分解は行わず、必要な専門業者へ引き継ぎます。

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伝わる現調写真は「全体・寄り・納まり」の3点セット

細部の写真が20枚あっても、どの部屋のどの壁か分からなければ使いにくくなります。位置が分かる全体写真 → 状態が分かる寄り → 隣の部材との関係が分かる納まりの順に撮ると、後から追いやすくなります。

同じ対象を3段階で記録する
撮り方何を伝えるか
全体部屋・壁・設備の位置関係入口から室内、キッチン正面全体
寄り劣化、品番、寸法の数値下地の穴、設備銘板、メジャーの目盛り
納まり他の部材との接続・干渉・段差床とドア枠、キッチンと壁、配管と収納

寸法写真は、測定の始点・終点が分かる写真と、数値が読める写真を対にします。広角写真は位置確認に使い、画像の見た目だけで正確な寸法を決めないようにします。入居者の私物や個人情報が写る場合は、必要な範囲に絞って撮影・共有します。

ファイル名の例は「案件ID_部屋_対象_種別_連番」です。「G260912-01_洋室A_壁B_全体_01」のように、チェックシートの写真番号と対応させます。名前を細かくすることよりも、チーム全員が同じルールを使うことを優先します。

現場を出る前に「見積担当が判断できるか」を確認する

  1. シートの各項目を「確認済み・未確認・対象外」で区別する
  2. 必須写真が開けるか、寸法・品番が読めるかをその場で確認する
  3. 未確認事項に「理由・確認者・期限・見積への影響」を付ける
  4. 案件単位の保存場所へまとめ、見積担当へ共有する

紙を使う場合も、最後にシートを撮影して案件へ保存すれば紛失に備えられます。写真をチャットへ送るだけで終わらせず、見積に使った版と施工担当へ渡した版を区別してください。運用の決め方は戻り残業を減らす現場管理で具体化しています。

よくある質問

Q. チェック欄が空白なら「問題なし」ですか?
いいえ。空白では未確認なのか対象外なのか判別できません。状態を明記し、未確認なら確認者と期限を残してください。

Q. PDFは社内で複製・ラミネートして使えますか?
はい。社内業務での印刷・複製・ラミネートに使えます。必要な工種のページだけ印刷し、案件ごとの記録は別途保存してください。

Q. このシートで設備の設置可否まで判断できますか?
記録用の補助資料です。最終判断には採用品番の施工説明書、追加調査、施工担当者による適合確認が必要です。

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